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Channel: まんぼうのつれづれ日記
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雪と線量

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ベランダにガイガー計数管 LND712を用いたストリナのカウンタを置いて
継続測定してますが、先週の首都圏に雪が降った日に変化がありました。
雨でも晴れでも風でもほとんど変わらないのですが、何故か雪だと僅か
に上昇。
 前の雪のときは自分は測定してなかったので不明ですが、ネットで見る
とこれの前の雪の時も変化があったというデータがあるので何かあるの
かもしれません。

2_29

 CPMという単位ですが、1分あたりのカウント数です。測定器固有の値です。
 DoseRAE2との測定値と比較すると、大体150cpm=1uSv/hくらいになって
ます。(ガイガー管はβ線やα線にも感度があるんで正確に換算できないが)

 これが原発由来なのかは、線種がみれないとなんともいえません、
事故前どうだったのかわからないし。
不思議なのは雪の降る新潟で計測しても殆ど差がわからないところです。

 世間はもう事故は過去のものという風になってきてる気がしますが、
実際はあまり変わってません。住んでいる総武線沿線で言えば、市川のあた
りは半年間ほとんど変化なく地表付近の空間線量は船橋の2倍近くあります。



エステーのエアカウンターSを使ってさらに分解してみた

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 エステーの家庭用放射線測定器「エアカウンタS」を購入。実売5000円
強程度で通販などでは販売されており、従来の市販のカウンタからして
かなり安価になったと思います。

 測定してみると、手持ちのdoseRAE2と比べてもかなり近い値を示します。
きちんと校正されていると思います。ただ、0.1uSv/h程度の環境ではかなり
値がぱらつくので何回か測定して平均してみるとかの使い方が必要です。
ただこのような低線量では逆にあまり心配しなくてもいいということなので、
実用面ではあまり問題ないと思います。
 値がばらつくのは低線量ではカウント率が数cpm位になるのが原因でしょう。
パルスの頻度で放射線量を計測しますので、パルスが少なくなると正確に
測定できないのでその分測定時間をかける必要があります。
これは感度とセンサーのコストバランスから言って致し方ないと思います。
改善するには、高感度なシンチレータ式等のセンサーが必要となり、この値段
で販売することは難しくなるでしょう。

 ただ一点要望なのは、低線量向けに高精度モードというか、平均時間を
長くして時間はかかるが値が安定するモードが欲しいです。現在のものは測定
時間を優先していて平均時間が短いようなので。(多分少し線量が高めなとこ
ろを想定しているのだと思うけど。)カウント率があがれば値は安定すると思い
ます。


St_count

下から、エアカウンタ、DoseRAE2、若松ガイガー エアカウンタは多少値が上下
しますが平均するとDoseRAE2の値に近いです。

----

 とここまでは普通のレポートでしたが、中味がどうなっているか気になったので
分解してみることにしました。なお老婆心ながら忠告すると、分解すると当然無
保証になるし、場合によっては測定精度にも影響することがあるので自己責任で。
また、分解したものをメーカーサービスに出すのはご法度です。


Airc_a
Airc_b

まず基板全景です。
金属ケースの部分がセンサーです。中にPINフォトダイオードが入っています。
光に反応しないように遮光フィルムが貼られさらに金属ケースでシールドして
います。非常に微小な信号なのでノイズを受けにくくするためです。

 さて、オシロで波形とか見て遊んでいたのですが、ここで事件が。多分ですが、
プローブの先で電圧が高い部分と信号線をショートさせてしまったようで、
回路が死亡してしまいました。マイコンの内部の一部が破壊されたようで表示
が出ない上に消費電流が0.2Aまで増えてしまいました。ただ測定部自体は動作
しているようなでした。こうなるともう戻らないので、さらに分解して解析すること
にしました。(結局もう一台買う羽目に。)

 とりあえず、復活させるつもりだったので開けずにいたセンサー部を開けて
みます。ここを開けてしまうと精度に影響する可能性ありましたので。


Airc_pd

 4つのフォトダイオード(PD)が使われています。ところでこのPD、どこかでみた
ことがあると思い、秋月電子で売られている、浜松フォトニクス製のS6775と比
べると全く見分けがつきません。(画像下の部品)同一製品かどうかは部品に
捺印がないので不明ですが、少なくとも浜松フォトニクス製のセンサではないか
と思われます。
 なおこのPDには、昇圧回路で作成した+30Vの電圧が印加されます。多分この
電圧で誤ってマイコンを壊してしまいました。

Airc_pdb

 PDの裏はアンプです。LMC662Aという、CMOS OPAMPが各PDに一個づつ使
われています。チャージアンプという微小な信号を増幅する回路です。ちなみに
この品番は自作でも定番で使われているものです。
 ネットでよく見かける自作記事の場合はPDを複数並列にしてアンプは1つという
ものが多いのですが、この製品はセンサ1個ごとにアンプを入れています。

 増幅したパルスは、シールドケースの外にあるLM239というこれまた定番コン
パレータで3.3V振幅のロジックレベルのパルスに変換されてます。

 そして検出したパルスはTIのMSP430F4132という電池駆動用の16bitRISCマ
イコンで演算処理されています。

そんなわけで、基板から読み取った大まかな回路構成図です。
注意としてパターンを目視で読んでいるんで間違いはあるかもしれませんし、今
後LOTでも変わる可能性もあるかもしれません。あと製品なんで細かい定数は
書きません。(もっともチップ部品なんで値までみてないけど。)
PDに高めの電圧をかけている以外は特に特殊な回路は使っていないという印象。
それよりセンサ部の実装やマイコンでの処理のほうが重要でしょうね。

Air_c_s_cir

新iPadを入手

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 新iPadを発売日に入手しました。発表日の朝に予約しましたが、
問題な発売日配送されました。前回は中国の工場から配送された
のですが、今回は国内発送で少なくとも初回分は国内に事前に在庫
を準備したのではないかと思います。考えると通関とかで、発売日に
うまく配送されるかわからないしね。

 早速つかっていますが、画面は非常に綺麗です。とくに画素は拡大
鏡がないと見えません。この画面サイズで2048x1536pixもあるのですから。
下手なHDテレビより画素数多いということです。

写真とかは印刷されたように綺麗ですが、動画は見た目はあまり変わり
ません。テロップが綺麗かなくらい。もともとエッジをやわらかくしている
のでこの辺は予想範囲でした。

 ほかアプリはこの解像度にうまく対応されてないものがあるようで、自分
が気づいたものでは、グーグルアースの地名とかの文字がものすごく小
さくて肉眼では見えません。しかし拡大鏡でのぞくとしっかり文字が読め
るのでいかに画面の解像度が高いかわかります。印刷物レベルでしょう。
 この辺の不具合はそのうちアプリ側で対応するのだと思います。

 ほか友人の話では、新聞系のアプリで文字が小さくて読めない
現象が確認されてます。また同じく友人情報では、つや消しタイプの
画面保護シート貼ると、画素と干渉してギラついてNGという情報もあり
ます。どの程度のものなのか自分は使ってないので不明ですがこれも
注意したほうがよさげです。

 あと画面保護用に風呂蓋様のはありますが、背面ハードケースがまだ
殆ど発売されてません。(一部あるようですが)そのうちもっと出てくるでし
ょうけどね。
 追記:ヤマダ電機でまだ数は少ないですが売ってました。新iPad対応
もしくは、iPad2012対応が目安でしょう。分からない場合はiPad2よりやや
厚いので対応しているかどうか店員に確認するのがいいです。


 内蔵カメラは背面のものはかなり画質がアップしてました。解像度はと
もかくノイズ感なんかも減ってます。これなら撮影にそれなりに使えそうで
す。

BS・スカパーアンテナを更新した

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 最近facebookもはじめ、ブログとの棲み分けが難しくなってきました。

 先週、ベランダに設置しているBSとスカパーのアンテナを交換しました。
どちらも秋田から持ってきたもので、10年以上使用していたものです。
最初BSを交換したのですが、横のスカパー用のアンテナを見るとこれもサビ
サビだったので、これも発注して交換することにしました。スカパーHDチュー
ナが1契約で裏番組録画できる(同時2ch録画できる)タイプのチューナなの
で、マルチアンテナにすることに。

 BSアンテナの交換は、現役の東芝のレコーダもTVも信号レベルのビープ音
機能が無く信号レベルの確認が画面がみれないとできないので、退役していた
SONYのDST-TX1を接続して音を聞きながらあわせることに。
 3000円ほどで簡易チェッカがありますが、セットアップにしか使わないので
もったいないです。ビープ音機能の有無はメーカによっても違うと思うのですが、
SONYとかPanaはある(と思う)のに東芝は無いんだな。

 今までは、今は無きTDK製の純正パラボラ形で開口効率がいいんでよかったの
ですが。アンテナ事業撤退してしまいました。これは古いタイプでデジタルBSやCS
には対応してないですが、ハイバンドの感度は悪いものの使えてました。

Sara2

 今は全てオフセットパラボラですが、購入したのは、今売れ筋No.1の東芝製
BCA-435。感度UPのためかやや従来より横幅が広いタイプです。
 交換後は全chで信号レベルが改善しました。

 スカパーは、スカパーで購入できるマスプロ製のスカパー・BS共用マルチア
ンテナ。3衛星対応のうえ、スカパーは2コンバータ内蔵で2台チューナが接続
できます。TZ-WR320Pなら録画中も別chが見れたり、2ch同時録画ができま
す。
 設置は普通の仰角・方位角のほかアンテナの軸角度も合わせないといけない
ので最適値に追い込むのが難しいですがなんとか完了しました。TZ-WR320P
はアンテナレベルのビープ音が出せます。
今回はBS側は不使用です。スカパーをきちんとあわせるとBSは勝手に合う
らしいです。

Antena

TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4 購入

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ペガシスのTMPGEnc MPEG Smart Renderer 4 が本日より発売になっ
たので早速購入しました。これはTMPGEnc MPEG Editor 3の後継ソフトです。
MPEG2に加え難しかったMPEG4のスマートレンダリングに対応したのが特
徴です。

 とりあえず使っていますが、素晴らしいの一言。これまでのMP4のままで
の編集の難しさがなんだったのかと思うほどです従来も単純に切り貼りす
るツールはありましたが、大概おかしなファイルが出来ることが多く、実質
再エンコするか諦めるかの2択しかなかったのですから。特にx264の吐く
ファイルは、よく研究されているのか、みたところ完璧なようです。

 あとスカパーHDのm2tsファイルも編集できます。これはかなり癖のある
ファイルで、従来再エンコ無しで、切り貼り編集することは諦めていたので
すが。今回やってみると、多少難はあるものの、かなりいい感じにできます。
CMカット編集等もフレーム単位でできます。ただ処理後m2tsで書き出すと、
表示時間がおかしくなります。この状態でもPCでの再生にはあまり問題な
いようです。しかしこれをPS3で再生すると時間がおかしいために、シーク
動作がうまくできません。
 コンテナをmpegにすれば時間は問題ないのですがPC上でMPCを使い
再生すると何故か絵がかくつきます。PS3では問題ありません。
 なおファイルの構造上、mpeg4コンテナでの書き出しはできない旨のエラー
が出ます。

 m2tsの時間問題は今後の改良に期待です。
追記:デコーダにより時間表示が正常なものと、おかしくなるものがあるよう
です。よくわかりません。Iフレームで切って正常とは限らないようです。

 ついで、地デジ等のMPEG2のTSファイルの処理で、音声にAACがそのまま
使えるようになりました。音声加工しなければこれもスマレン可能です。今まで
はAACが扱えなかったので、これはいいです。
 よって映像・音声殆ど無劣化のままCM抜き等の編集ができることになります。


 今後動画使いには必携のツールになるのではと思います。有料だけどそれだ
けの価値があると思います。

スマホに機種変更した

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 先週私も遅ればせながら、ガラケーからスマホに換えました。
chatやfacebookとかやろうと思うと、やはりスマホは便利なので。

 近くの量販店で契約したんですが、今回docomoからSoftbankに
乗り換え。10年以上契約してても大した特典もないので。まあ2年
はソフトバンクになるでしょう。

 機種はお財布携帯使いたかったので、SHARPのパントン5 107SH
世界で唯一放射線が測定できるというスマホです。特にこの機能を狙っ
てたわけではないのですが... 店員のお勧めだったのがiPhone4Sだ
ったのですが、おさいふ機能がないのです。

Sumaho1

(まあお財布昨日がホントにマストかという問題もありますが)
どうも5がもうすぐ出るのでかなり値引きしていたらしい。んで、
その次のお勧め機種がこれだったのです。

 他の高級機種と比べると、性能的にはそれほど高くないですが、
その分小型で軽いので気に入りました。1週間使ってますが特に
不満もないです。(他機をいじってないせいもあるけど)

 そしてSNS系のアプリを入れて遊んでますが、電車の中とかでも
知り合いとchatできたりと面白いですね。

 、まずメディアサーバのクライアントアプリもあったので入れてみま
した。これは3G回線だとパケット量が甚大ですが、家でLANで使う
にはいいです。
そんなにハイスペックではないスマホですが、それでも720pまで再生
できます。画面小さいので恩恵はないですが、コレ用に再々エンコ
する必要がなくいいです。(720pで圧縮することが多いので。)

Sumaho3
 メディアサーバーから無線LAN経由で再生中 720p動画

 あとマニアック的なアプリとしてVNCクライアントの導入ととVPNも
設定しました。

 VNCはPC用と同じとこのVNC Viewerを入れましたが、スマホの
小さな装置でPCの画面が操作できるので、なんか不思議です。
操作性にコツがいりますが、どこからでも操作できます。

Sumaho2

 VPNは、自宅のルータ内蔵のPPTPで接続してみたのですが、問題
がありうまくいきません。接続までは出来ますが、データ通信ができな
いのです。色々調べたのですが、そうもAndroid4.0のバグではないか
と思ってます。全く使えないわけではなく、何故か先のVNCのデータ
だけは流れます。PPTPでなければ大丈夫かもしれませんが、家庭用
のルータでは使えないので。

 同時に契約した3GWiFiルータ経由でスマホを接続しても同様ですが、
これにiPadを接続すると問題なくVPNで繋がります。Androidのせいでは
ないかと思ったのはこのあたりの挙動が理由です
 実際PPTPの不具合の報告は多いようですし。

 外からメディアサーバに繋いで、ラジオ等の音声データを落としてみ
ようかと思っていたんですが、ちょっと難しい感じです。動画はさすが
にデータ量がでかいので。音声程度ならいいと思ったのですが。

 ついで、メモリを32Gにして音楽や動画ファイルを入れて使ってみまし
た。説明書を見ると、専用のNeroの音楽ツール「Mediajet」を使って音
楽を転送するように解説されてますが、SHARRのHPからUSB用ドライ
バを入手して直接コピーしたほうが簡単でした。それでも問題なくファイ
ルを認識します。コピーする場所は

 \SBM107SH\SDカード\SharpSync 

の中にいれればいいようです。(他のところでもいいのかも。)
サブフォルダを作成しても大丈夫なので、MediaJet使うよりむしろわかりや
すくでいいです。動画を入れても認識します。

PT3兄弟

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とりあえず入手

左上 PT1 右上 PT2 下 PT3

Ptptpt

PT3なんか値下がりしている気が。

メンテ後のスカパーHD!のAT-Xのビットレート

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昨晩、スカパーHDのメンテナンス停波がありましたが、
メンテ後AT-X HD!のビットレートがCBRからVBRに戻ったようです。
#「戻った」というのは、前々回のメンテでVBRからCBRなったので。
他のチャンネルももしかしたら何か調整されたかもしれません。

全く同じ内容であるOPED部分をTMSR4で切り出してビットレート
をメンテ前後で比較してみました。
なお、結合部分はスマレンでVBRで再処理されているので、BRが
低くくなってます。
まず、以前のデータ(2話分)はほぼ一定で同じです。

04

05

メンテ後の今日からは下図のようにBRの変動幅が大きくなっており
VBRになっています。

06

 トータルファイルサイズも毎回ほぼ同じだったのが今後は多少変動
すると思います。(同一スレッド内でBR融通もするので、再放送で
も多少変わる。)平均BRはCBR時の約6.15Mbpsよりも今回は4.7Mbps
と小さいです。

 画質の変化は見た感じではよくわかりません。

追記:
もう一例、同一プログラム内容での比較を行いました。
○先週放送回
Dd_a

○本日放送回
Dd_b

 平均BRはほぼ同じくらいに調整されていますが、ビットレート
変動は大きく違うのがわかります。動きのある部分での画質
改善が期待できます。


IODATAのHVT-BTLの修理

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最近殆ど更新してないので、たまには修理ネタを。
IODATAのデジタルハイビジョンチューナ HVT-BTLを実家で使って
いたのですが、急に全くリモコンが効かなくなったというので見てみま
した。この機種はいわゆる廉価チューナで、本体には電源ボタンしかな
く、リモコンが無いと全く使い物になりません。

 修理に出してもいいのですが、新品でも1万円切ってるし保証も切れ
ているのでダメモトで中を開けてみました。
 極限まで?コストがかからないようにネジは4本のみで全て固定され
てます。なおネジはゴム足の下に隠されてます。(よくあるパターン)

Hvtbtl1

 リモコンが全くきかない以外は映像も一応出ていたので、赤外線
受光モジュールが怪しいと思い、ピコスコープで当ってみました。リモ
コン送信機からの赤外線を当てると信号が出ているので、最初もしか
して原因はこれじゃないのかと諦めかけたのですが、よく見ると信号
レベルが1.9V程しかないうえフラフラと不安定でした。そこで、モジュ
ールを触ると正常になることがあり、そのとき正常にリモコン信号を
受信することを確認しました。これより原因は受光モジュールのはん
だつけ不良ということが判明、はんだを付け直して無事修理完了しま
した。

問題の部品。
Opt

 こんなに早くなるのは製造不良っぽいですが、目視では分かりにく
い状態でした。
 映像は普通に出るのに、まったくリモコンが効かない人は、疑ってみる
といいかもしれません。(リモコン送信機が正常かどうか確認した上で)

秋月の格安LCRメータ DE-5000

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 秋月電子で、台湾のDER EE社というメーカのLCRメータDE-5000の
取り扱いが始まりました。LCRメータは結構値が張るものが殆どなのです
が、これが、4700円という破格値。この値段で、シリーズ・パラレル等価
回路を選択して測定できるというから驚きです。
 仕事で使っているような、ベンチタイプの機械は最低でも20万はするの
ですから。この製品は計測器メーカ大手のアジレントテクノロジーが販売
しているハンディタイプのメータをかなり意識しているようですが、値段は
1/10です。(ガード端子やラジアル部品用の測定端子があったり、かな
り真似している感じ)
 ダメモトで購入してみましたが、結構しっかり測定するのでアマチュア
が使うには十分ではないかと思います。自分で巻いたコイルの測定や
コンデンサの容量チェックに使えます。マルチメータによってはC測定
できるものもありますが、充電時間を測定するDC法で測定するため、
大容量になると測定時間が数十秒にもおよび、測定が大変です。
 しかしこのDE5000は交流信号をつかったIV法と思われるのでかなり高速
です。電解コンデンサの容量抜けチェックも楽に出来ます。

 精度が気になるところですが、ざっくり手持ちの部品を測定した感じでは
実用範囲ではないかと思います。(CAL機能もちゃんとある。)
 そのうち高精度の測定器で測定した既知のデバイスで偏差をみてみたい
と思います。

 尚、多くのLCメータキット類は共振法を使っていて、測定周波数がかなり
高いです。このため比較的低い周波数で測定する本メータとは値が異なる
ことが多いので注意です。
特にインダクタや電解コンみたいなものは顕著だと思います。

De5000
470pF±5%のセラコンの測定。

 測定端子は別売ですが、メーカ純正のものは取り扱ってないようなので
(12/6 ミノムシ型とSMD部品用プローブの取り扱い開始したようです。)
自分で準備する必要があります。バナナジャックとミノムシクリップを使って
写真のように自作するのが良いです。配線が長いと誤差が増え、そもそも
CALでエラーになりやすいので注意します。(テスター用は線が長すぎ。切れば
いいですが)SMD部品用のプローブは今後取り扱うようです。

De50002

ICは、DM5000と書いてあり、一見カスタムチップのようです。

De50003

測定部。非常にシンプルでアナログな調整箇所はVRひとつだけです。
 また4端子構造になっているのがわかります。ここで使われるバナナ
ターミナルは特殊なもので、端子が半円ずつ内部で別れています。
通常のジャックえを刺すと、ジャック側の導体で初めて接続される構造。
外部に4端子で出力するには、多分汎用のプラグは使えないので自作
するしかないです。
 リード部品用の測定端子も上下の金属は別になっているので、両面
基板を使って、こちらから4端子で引き出したほうが簡単そうです。
(純正プローブはこの方法で接続しています。)
なおバナナ側から4端子で使う場合、厳密にはリード端子側に絶縁版を
挟んで上下絶縁する必要があるのではないかと思います。(実際はほと
んど値に影響ないようですが。)
各端子は抵抗を介してそのままICに入力されています。保護ダイオード
を付けるランドはありますが実装されてません。たぶん測定値に影
響するので付けなかったのかもしれません。DC電圧の印加には注意が
必要です。フロントエンドのICが死ぬと思います。

De50004


2012/11/26追記
日置のLCRメータ3522-50との測定値(Ls)の比較です。値段を考えると十分な
精度ではないかと思います。なんといっても1/10以下ですから。

SMD固定インダクタの測定値比較
3522-50の測定電圧は0.5Vに設定 DE-5000は0.6Vらしい。
Lcr

Lcr2

フィルムコンデンサの測定比較
Lcr3

 メーカ純正のSMD部品のクリップ型プローブとワニ口プローブが
発売されました。予想通り両面基板で本体と接続しています。
 


2012/11/27 内部画像と解説を追加
2012/12/6 コンデンサ測定比較追加

東京MXテレビの映像ビットレート変更

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 最近東京MXテレビの録画したファイルサイズがでかいなと思ってたら、映像ビットレート設定を変更したようです。下記より、9月の最終週のメンテナンスで変更したもよう。ほぼCBRにしてしまったようです。それも伝送できる最大値付近で。
 放送の場合、VBRにしてビットレートが下がっても、伝送幅は一定なので余った部分はヌルデータで埋めるしかないので、ある意味ほぼCBRにしてしまうのもアリなのかもしれない。


9月28日放送分
20130929

9月21日放送分
20130922

 これで画質がどうなったのかはよくわからないがよくなってるのかもしれない。

 MXはこれより以前にも音声ビットレートを192kbpsから254kbpsにアップしています。

 
 画質や音質にうるさい●ニオタ向けの設定変更ではとも思えてしまいますが、本当
のところどうなのかはわかりません。
むしろテロップの代わりに入るL字を何とかしてほしいと思ってる人は多そうですが。


 その他の在京各局の映像ビットレート設定は旧MXより変動幅は少ないですが、
VBRになってます。

○2013年11月10日深夜のメンテでもとのBRに戻したようです。
 
結局なんだったのかよくわかりませんでした。

RadikaによるRadikoプレミアムサービスの利用(5/1更新)

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 4月から始まったRadikoプレミアムサービス、月額350円で全国のRadiko参加局
の多くが変な細工することなくても聴けるようになりました。
 しかし一方で予約録音に使っていたRadikaですが、4月の仕様変更でそのままで
は完全にログインできなくなってしまいました。作者はすでにサポートを打ち切って
るので、もう使えないかとあきらめかけてたところ、ログイン処理を行っている、AYTHKeyGet.exe を置き換えることで再び使えるようにした方がいて、それを利用さ
れていただくことにしました。

  
 AYTHKeyGet Alternative 2

 これはwebブラウザの設定を使ってログインするようで、事前にRadikaが呼び出
すブラウザ(通常使うブラウザ)でプレミアムサービスにログインしておけば、Radika
もプレミアムサービスに対応します。これは素晴らしいです。

 これにより一転していままでは無理だった、全国の番組が予約や録音もできるよう
になりました。
 ソフト本体の更新がされないので、ログイン以外の部分で大きな仕様変更される
と使えなくなる可能性はありますが、しばらくは楽しめそうです。

 ところで実家のある新潟のBSN新潟放送はなぜか今回参加していないです。
まあたぶん聞かないのでいいのですけどね。FM新潟とFMPortは参加して
います。

 しかし、東北のRadiko参加局が少ないのは電波障害があまりなのでラジオで
十分聞けると考えているからなんだろうか...。

---5/1追記 

 
 福岡と福島のFM局が追加されますが、Radikaでは手動で追加することができます。
インストーラではRNBとRBCも入ってないので追記。

RNB南海放送 : radiko id=RNB   エリアID=38
RBC琉球放送 ; radiko id=RBC   エリアID=47
CrossFM : radiko id=CROSSFM   エリアID=40
ふくしまFM : radiko id=FMF   エリアID=7

 あとサーバー設定ミスなのか理由は不明ですが、5/2現在プレミアムサービス
未参加局がプレミアムサービスで聴取可能です。(ただしWebや正規アプリ
からではアドレスへのリンクが表向きにはないので聞けない。)Radikaでは聴取
可能です。ただ前は駄目だった気がします。多分に設定ミスっぽいので、そのう
ち直されてしまうかもしれません...、

 
 

SONYラジオ SRF-M100の低音改善

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 以前(2009年)電源は入るけど、音がまったくでない、SONYの国内向け初代
AMステレオラジオSRF-M100の修理に成功した記事をUPしました。その記事が
たぶん最初だったようです。
 その後、同様の不具合が多発していることが判明。修理方法が判明したことで、
同じ方法で音が出ず、廃棄寸前だった同機種の修理成功にした記事がネット
上で散見されるようになりました。
 

 この機種、今はネットを検索すると無料でサービスマニュアルも入手できます。
ただし残念ながら入手できるのは海外仕様版です。国内版とは外観は同じですが
大きな違いは海外版はAMステレオラジオではなかったようです。
これは意外な事実でした。
 そんなわけでマニュアルを見ると、AMステレオデコーダの部分はまるまる空地に
なっていてベタGNDで部品が乗ってません。
(下図参照)国内版の基板にある金属ケースの部分が、下図のベタパターンの部
分になります。国内版ではこの部分にCX857とCXA1657で構成されたステレオデ
コーダ実装されます。
 ほかの部分は大体同じ回路のようです。
なおステレオデコーダ部分の回路はSONYは自社開発のICで、SONYの他機種
でも大体同じみたいです。別なAMステレオラジオのマニュアルを入手すれば参考
にすることはできます。


Kibann

 サービスマニュアルには回路図も載っています。ちなみに
液漏れしてパターンを溶解するコンデンサは下記になります。
これはスピーカのカップリングコンデンサです。液漏れしてドラ
イアップすると容量減少とインピーダンス増加するので、
音が細くなると思います。まあSPが小さいのであまり気にな
らないでしょうが

Kiban2_2

液漏れで断線する主な場所は下図です。
ラジオ部の電源(+B)の入り口で断線するので、ラジオ側の電源が
入りません。マイコン部はこの手前で分岐するので、マイコンは動作
し表示は普通に出ることになります。

Dansenn_2


○ヘッドホン聴取での音質改善(低音増強)

  ここからは改造記事です。
 ほかの携帯ラジオと比較して、この機種はヘッドホンや外部出力で
聴取した時の低音が足りないといつも思ってました。低音が弱く音が
軽いのです。この原因はAFアンプのカップリングコンデンサにあるん
ではないかと思っていたのですが、回路追うのが面倒なんで諦めて
ました。最近サービスマニュアルが入手できたので、いじってみること
にしました。(SMはそのまま使えないが無いよりマシ)

 問題の部分は、下図でここの容量を増やすと低域のカットオフが下が
って低音が改善するのではないかと思います。
 この部分は基板の裏側のシールドケースの中にあるため、シールド
ケースを開ける必要があります。また日本版はAMステレオデコーダが
入るので回路は違います。ただCXA1522からパターンを追えば簡単に
わかると考えました。

C

 さっそく分解。シールドケースははんだ吸い取り線ではんだを
除去して外します。なお注意しないと基板上の部品を壊しますの
で細心の注意をして開けましょう。

 写真の赤枠の部分が問題のカップリングコンデンサです。
実測すると、47nFが使われていて、上記回路図の半分でした。
何か目的があるのかもですが、かなり少ないような気がします....。
2012形状のセラミックコンデンサですので、これを同形状の
容量の大きなコンデンサに交換します。今回は1uFにしてみ
ました。ちなみにここで以前購入した5千円LCRメータが活躍
しました。チップコンデンサは測定しないと容量わかりません
ので。


Kiban3

 さらにヘッドホン側のカップリングコンデンサも交換しました。
ここは33uFのチップタンタルがついてますが、少し大きくします。
この辺りは好みですが、私は100uFだとやや低音が出過ぎると感じた
ので、47uFにしました。
 秋月電子に16V 47uFのセラコンが5個200円で販売されているので
それに換装しています。今は大容量のセラコンもジャンクが安価に売
られているので、電解コンデンサの代替えにも使えそうです。
ただこの手の高誘電率タイプのセラコンは注意点があります。
 それはバイアス特性があって、バイアス電圧をかけると容量が減少
します。よって定格電圧ギリギリだと容量がかなり減るので、用途を
考えると耐圧に余裕を持たせたほうがいいです。
今回も6.3V品も売られてますが、あえて16V品を使っています。

ヘッドホンは、安めのオーディオ用のが向いていると思います。

効果:
 予想通り、交換後低音が豊かになり、音に厚みが出るようになりまし
た。(ヘッドホン時です。SPは小型なので音質は期待できませんので。)
 もともとAMのIFフィルタは広め(昔の記事だと12.5kHzのCFだそうです)
で高音が出るのですが、低音が出ないのでキンキンして耳が痛くなる感
じがあったのですが、改善されたと思います。
FMもキンキンしてたのが聴きやすくなり、音楽も低音が出るようになった
と思います。

 20年落ちのラジオですが、コンデンサ交換でまだまだ現役で使えるよ
うになりました。 ただ残念なのはWIDEFMではないこと。補完FMは聴け
ないんですよね。
 ラジオの受信回路はTVLOch受信できたことから対応しているので、
あとはソフトの問題だけなんですけどね。マスクROMのマイコンでしょうか
ら修正は無理でしょうけど。




 

補完FM放送用に携帯ラジオ SRF-R431 を購入した

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 通勤ラジオとして、今は修理したSRF-M100やXDR-63TVを使っているのです
が、残念ながらこれから始まる、補完FM放送に対応していません。
 特にXDR-63Vはつい最近のワンセグ対応ラジオなのですが、発売が総務省が
95MHzまでを補完FMに割り当てる前だったのと、ワンセグという日本でしか使
えない仕様で海外で使うことは皆無なので、標準の90MHz設計なんだと思います。

 昔買ったICF-R550Vはあるのですが、FMをステレオで聞きたいので、新たに
SRF-R431を購入しました。R550VはVHFのアナログTV全帯域対応で、入院
前に購入して重宝しました。小型ながら高感度なラジオです。
R431もその流れを汲んだラジオで、小型ながら感度の良いラジオだと思います。
1.5Vの単四電池で長時間動作するのも特徴です。

Radio_new
左から、SRF-R431 ICF-R550V SRF-M100

 AMの感度は、R550VもR431もほぼ同じくらいの感度のような気がします。
M100より若干悪い気がしますが。本体に入るアンテナの大きさ的に不利なの
で致し方ないでしょう。
ユーザインターフェースも同じなので乗り換えも楽です。ただライトが無いの
で暗いと画面が見えません。モノラル機のR550Vは後継機も含めあるのです
が、ステレオ機はなぜか無いのでつけてほしいものです。
 あと気になったのは、ジョグレバーで周波数変える時、上側に倒すと周波数
が下がります。これはR550Vと挙動が逆です。慣れればいいのでしょうが、
なんでわざわざ逆にしたのかわかりません。ファームのプログラムミスなのか
と思ってしまいました。

 本格的な使用はこれからですが、満足な性能な気がします。実はパナソニック
のワンセグラジオも少し前に購入したのですが、AMの受信性能がおかしく
気に入らずあまり使ってない経緯があります。AGCか何かの動作がおかしく
音量が不自然に変化したり、音質も籠ってていまいちなのです。FMの音質は
いいのですが。ワンセグは内臓アンテナにしたのはいいのですが感度的には
SONYのよりは若干落ちるようでした。

その点R431は今まで通りふつうでした。
 付属の巻き取り式ヘッドホンは、ケーブルが細くて不安かもしれませんが
結構丈夫です。ただヘッドホンって使ってると結構痛んでしまうので内臓する
必要があるのか疑問です。これが壊れると修理が高額で買い換えてしまう人
が多いようです。ヘッドホン端子があるので使えないことはないですが。
私的には内臓ヘッドホンの音質が不満なので使うことはないと思います。
内臓ヘッドホンのコスト高そうなので、内臓やめて普通に付属品にしたほうが
安くなっていいような気がします。

 早速、中身興味があったので開けてみました。
(注)これはメーカ保証外になるので保障外になる覚悟がない人はやめましょう。

 巻き取り式のヘッドホンはユニット化されていて、蓋開けただけではばらばらには
なりません。内臓ヘッドホンは巻き取り部を含めてサービスから購入できるようです。
分解はドライバーだけで可能でメンテ性は良いほうだと思います。
裏蓋も最近の機器では珍しくツメが固すぎることもなく簡単に開けられます。

 メインのラジオ用ICは、東芝のTA2154FNGが使われています。東芝のHP見ても
今ではアナログの専用ICの類は掲載されてないのですが、供給はしているようです。
ググるとICのブロック図のみ参照できました。それによると、AM/FMの全受信回路
に加え、FMステレオデコーダまで内臓した高機能ICで1.5V動作のようです。
 SONYもラジオ用ICはあるのに、なぜにわざわざ東芝なのか不思議ですが、
SONYのCXシリーズのラジオ用ICは3V動作のようなので、1.5V動作のために東芝
なのかもしれません。ちなみにR550Vも東芝の別型番のICでした。
AFアンプは新日本無線のNJM2076でした。それ以外にアンプっぽいものは見当た
らないので、スピーカアンプとヘッドホンアンプ共有かもしれません。

 東芝も同様のラジオ出してますが、SONYの名刺ラジオもメインのICは東芝製だと
思うとちょっと面白いです。ただラジオの性能はICだけで決まるものではないので
「中身は東芝製なのかよ」ということではないので誤解のないようにしないといけませ
ん。
#他社のICを使うことは多いと思います。SRF-M100も自社ICが殆どでしたが、
MPXデコーダICは三洋製でしたし。黒いテープの下にはPLL用のマイコンがある
ようです。

431001s
SRF-R431の基板

中央の大型のICが東芝のラジオ用ICです。
高周波固定コイルは白いセラミックチップインダクタが使われています。
IC横の金属ケースはAM用450kHzのセラフィルです。
バーアンテナは筐体の下端に設置されてます。
R550Vのほうがコアの断面積が少し大きいです。R431はAM高感度設計
を仕様でうたってないのでその差でしょうか。

431003
搭載されている、ラジオ用IC TA-2154FNG

431002s
基板ディスプレイ面

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 補完放送ですが、スカイツリー発信の在京3局の補完放送はまだ送信アンテ
ナ工事中のようで電波が出てません。今スカイツリー見ると、ゲイン塔のしたの
ほうに網がかかってますがそこに付けてるようです。
 なお船橋では茨城放送の94.6MHzの電波が外ではかなり良く入ります。水戸
送信のようですが、障害物が少ないようです。音質は普通のFM放送と同じです。
(当たりまえですが...。)

 しばらく使ってますが、小型で軽い割に高感度で音質も良く気に入ってます。
FMはこのあたり強電界地域のせいか若干混変調によるお化けが弱く受信され
るみたいですが、感度と相反する特性なので多少は仕方がないかもしれません。
97.4MHzより上ではイメージ受信もありますが、これも割り当てが94.9MHzまで
なので影響はなさそうです。もっとも、イメージ受信を想定して周波数を割り当
ててるのでしょうが。

 

ICF-SW7600GRのボリュームとDCジャックの修理

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 先日実家に戻ったときに、実家においていたICF-SW7600GRを持ってきました。
船橋の部屋ではノイズが多くて短波はあまりよく聞こえないので、実家に戻ったとき
に聴く用に療養から戻るときにそのまま置いてきたものです。
 この機種は、いまさら説明は不要なほど有名なSONYのラジオです。価格も
ラジオとしてはかなり高いです。
 たぶん10年以上前に購入したと思います。ただ最近はSSB FINEと音量の
ボリュームがガリってしまい、症状も悪化。音が0に絞れないとかSSBモードのビー
ト音がピロピロと揺れて聞くに耐え難い状態になってました。
 SONYは機械部品の耐久性にちょっと難がある気がするんですよね...。

 実家では機材がなくてできないので、こっちに持ってきて修理することに
しました。

Img_0619s

 さて修理ですが、本当はガリガリになったボリュームは交換したいところ
ですが、特殊な形状で補修部品じゃないと入手できそうもないです。
10年程前は秋葉原のSONYのSSで補修部品の購入が出来たのですが、
最近は難しくなってるとの話。電気店に知り合いでも居ないと難しいようです。
#電気店経由なら取り寄せできるらしい。
PSE絡みですかね。そこで交換ではなく部品を修理することにしました。
修理といっても洗浄ですけど。

 問題の可変抵抗は、はずしてみるとかなり薄い形状の可変抵抗でアルプス
製の様です。分解して接点を洗浄できれば復活できる可能性が高いのですが、
この抵抗を分解するにはハトメを壊すしかなく、再組み立て不能だとわかりま
した。仕方なく隙間からサンハヤトの接点洗浄剤を吹き付け、動かした後液を
ふき取る作業を数回行い、最後に接点復活剤を接点に広がるように染み込ま
せました。そして余分な液をふき取った後に、基板に戻しました。

組み立て後動作チェックすると、無事ガリが直っており、無音まで絞れるのを
確認。ボリュームの補修は完了しました。
 ところでこのボリュームですが、金属部分のはんだが付いてなかったのは
使用なのかなんなのかわかりません。


 あともう一点問題があり、かなり前DCジャックの接点が導通しなくなり、電
池が使用不能になったことがありました。このときはソニー秋葉原のSSで
電源ジャックを取り寄せたのですが、なぜか古い機種のプラグを取り寄せて
しまい交換できなかったのです。
そのとき暫定のつもりで、基盤からワイヤーでプラグに配線して一応使える
ようにしたのですが、かなり不恰好な状態です。
 またすぐに再取り寄せするのも面倒で後回しにしたまま今に至ってました。

 こちらも基版に乗るように修復することにしました。
 コネクタはEIAJ#2タイプの極性統一型ですが、マル信無線電機製のものが
各所で売られていて入手しやすいようでした。今回はM04-730AOを加工して
対応しました。製品高さが正規品の幅と同じみたいでしたので、横置きを立て
て実装し、高さが足りないのをスペーサをかませて調整しました。
これで機能的には問題ないですが、ちょっと大変でした。
同じメーカでM04-339AOならもしかしたらそのまま使えそうなので、発注中です。
これ秋葉原では欠品中みたいでどこも置いてなく、共立の通販をで取り寄せ中
です。
 なお、これも補修部品が入手できるならそのほうがいいのは言うまでもあり
ません。

7600276001

修復前と修復後

76003

76004

受信基板。裏蓋を開けると、半田面になってるので調整するにはひっくり
返す必要があります。


----2015.11.9追記 ----

 マル信無線電機M04-339AOが届いたので早速確認しました。
 結果全くの互換部品で、何の加工する必要なくそのまま交換可能でした。
先に入手できていれば、先の苦労は必要なかった....。正規品は黄色の
樹脂ですが、これは黒である以外ほぼ同じもののようです。
 DCジャックがぶっ壊れてしまってる..方がいればこの部品があれば、
SONYから補修部品を取り寄せしなくても交換可能です。


76006


長中短波用アンテナ 303WA-2を導入した

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 ICF-SW7600GRを修理して、しばらく使っていましたが、部屋の外だと結構
良く入ることがわかりました。そこで外部アンテナを探すことに。簡単なのは
普通にワイヤを張っただけのものですが、部屋に引き込むとその部分でノイ
ズを拾いあまりよくないことはわかっていました。今までそれで諦めていたの
で。

 まずはSONYのBCL専用のオプションでAN-12というアクティブアンテナがあ
りそれを調べたのですが、なんと最近生産終了してしまったようでもう新品は
購入できないことが判明しました。そんなことで他のを調べると、安価で評判
が良いのがこのApexRadioの303WA-2という垂直アンテナです。アンプの無い
パッシブタイプで強電界地域でも混変調に強いとのこと。

 エレメント長も1.8mでベランダでもあまり目立たず、設置するにはうってつけの
様でした。結構人気なのかわかりませんが、楽天の直営サイトでは入荷待ち、
Amazonでは残り3個ということで少し高めでしたがAmazonで購入。二日程で
届きました。その後Amazonみたら売り切れで入荷未定になってたのでタイミ
ングよかったかな。

 早速設置。最初BSアンテナ用のポールの頭が少し余っていたので、そこに
相乗りする形で設置しました。しかしこれだと上端が3階に届いてしまうので
最終的には専用のベランダ取り付け金具で少し下の位置で固定しました。

303wa2


 ラジオとの接続はBNC-3.5mmモノラルJに変換する必要がありますが、
まずは事前に自作したものを使用しました。

 結果短波帯は雲泥の差で室内ではまったく聞こえないのに、このアンテナを
接続すると大量に聞こえます。ラジオ日経も地元局並み(実際送信所千葉なの
で地元ですが...)に入るし、近隣諸国の短波局もガンガンに聞こえました。やっ
ぱアンテナですね。

 一方で一応スペックでは対応している長中波帯はかなり弱く、地元局以外
ほとんど聞こえません。ミズホのループアンテナのほうが断然高感度でした。
これは住宅にはさまれた2Fのベランダという設置場所もあり、アンテナの性能
を出し切れてないのかもしれません。
 FM帯は対応してないはずですが、使ってみると結構良く受かります。近くに
NHK千葉とBayFMの送信所があり、そのままつなぐとラジオが過入力になる
ようで混変調でところどころに亡霊が出たり、音が歪んでマトモに聴けません。
よってアッテネータが必要とわかりました。SW7600GRも本体ATTはあるので
すが、毎回絞るのも面倒なので。
 ApexRadioではオプションで可変ATT付きの変換プラグ 35BNC-AT2 も販売
していますが品切れですぐには入手できないようです。そこで自作することに
しました。
 たまたまネット見てたら35BNC-AT2の内部を写した画像を掲載している
ページがありそれを参考にしました。まあ値段を考えると予想通りの回路でし
た。材料費は600円位でしょうかね。
 なお、細かいこというとこの回路インピーダンスマッチングを全く考慮してな
いのです。しかしアンテナも50Ωにきっちりマッチングとってるわけではないよ
うだし、ラジオも50Ωだともちゃんと書いてないので、まあ受信用であり、結果
オーライでいいのだと思います。これでも機能は十分で、いい感じに減衰して
くれます。
 この回路はL型回路なので双方向ではないので注意が必要です。方向性
があるので、ピンプラグ側から入力はできません。オーディオの音量調整と同
じ回路です。
 可変抵抗は100Ωを使います。材料は秋月電子と千石で全部そろいました。
 あとSW7600GRから出ている、直流分をカットする0.1uFのコンデンサを入れて
います。
 ちなみにSW7600GRのアンテナ端子から出ている電圧は、電流制限抵抗が
入っているのでショートしても本体は壊れはしないと思いますが、電池駆動で
は電池の減りが早くなるかもしれません。


Att_for_radio


 これでSW・FMといろいろ聴けて楽しめそうです。MWは今までどおりミズホの
UZ-77改を使うことにします。

Img_0621ss
自作したアッテネータ付き変換プラグの中

76005

SRF-A300の補完FM放送対応調整

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 昔購入したSRF-A300という、アナログチューニングの最後のAMステレオ対応
ラジオ。これを補完FM対応に改造というか調整してみました。
 このラジオですが無調整でも90.5MHzのTBSラジオまでは受信できます。それ
以上受信するには調整が必要です。

Srfa30002
調整後93MHzのニッポン放送を受信

 用意するものは調整ドライバと信号発生器代わりのPLL方式のラジオ。
無くても放送波で調整できますが、あると76MHzと95MHzで上限下限が
調整できます。これはPLLラジオの局発の漏れ電波を利用します。ただ小型
の通勤ラジオだと、殆どもれてなくて難しいかもしれません。

 ICF-SW7600GRだと上側ヘテロダインなので、受信周波数+10.7MHzで局発
が発振しています。95MHzだと、84.3MHzに表示をあわせると95MHzの正確
な信号が得られます。また76MHzはSWモードで20.155MHzにすると得られます。
(76.0-55.845=20.155)。調整に十分な程に局発がもれてました。
ICF-SW7600GRなら一台でいいですが、普通のFMラジオの場合、上下ヘテ
ロダインの2台のFMラジオがあるといいです。
FM帯の信号発生器(SSG)があればこんな工夫は不要ですが持ってる人は少な
いでしょうね。
 これらラジオも無い場合は放送を受信してあわせることになります。
その場で聞ければいい場合はそれでも良いでしょう。

 基板は調整ポイントがシルク印刷されていました。おまけに調整周波数まで
記載されてます。受信の仕組みがわかってる人なら容易に意味がわかるでし
ょう。

Srfa30001b

 AとBがFMの局発の周波数を調整するものですから、これで受信周波数が調整
できます。あとはCとDのBPFの調整で感度を調整しますが、無理やり受信範囲を
広げるのでうまくトラッキングがとれるのかわかりません。ただここはそんなにQが
高いとは思えないのでそれほどシビアではないでしょう。

 調整前に、一応デフォルト状態を撮影しておきます。Lは空芯コイルなのでいじ
ると見た目では戻せませんが、戻したくなったときの参考にします。

 基準ラジオから95MHzを発生させ、ラジオのチューニングダイヤルを最高周波数
にあわせます。そしてバリコンにあるAのトリマを回して95MHzが受信できるように
します。その後、チューニングダイヤルを最低周波数にして、76MHzを発振させ
Bのコイルを縮めるほ方向に動かします。
 この操作を何回かやります。最大95MHzは調整範囲のほぼ最大っぽいので、地
区の補完放送の放送周波数範囲にとどめてもいいかもしれません。こちらのセット
では調整範囲ぎりぎりでした。

 つぎにC,DのRFフィルタのトラッキングをとります。最大周波数ではCのトリマ、
最低周波数でDのコイルを動かして感度が最大になるように調整します。
Sメータが無いので耳であわせますが、かなりブロードなので適当でいいと
思います。下手にいじらなくてもいいかも。

Srfa30003
調整後。トリマは最低容量付近でほぼ調整範囲の上限になってます。
運よく収まりました。


 調整後周波数目盛りは当然ながら全くあわなくなります。局の周波数順番で
判断すると良いでしょう。よく聞く局は付属のカーソルが使えます。
 これでニッポン放送まで受信できるようになりました。茨城放送も受信できる
のですが、混変調に弱いようで近くの強電界の局の亡霊につぶされてあまり
上手く受信できません。これが周波数拡大によるものかはわかりませ
んが、もとからそういう傾向だった気もします。

 なお、元に戻す場合は75MHzと91.5MHzの信号源を用意してそれぞれ上限
下限になるように調整しなおせば良い様です。

 

YAMAHAのR-N602購入した

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 KENWOODのR-SA7を使ってきましたが、5年前に修理したものの、そろそろ
限界になって来ました。表示の表示管も劣化で暗くなり、ボリュームを絞ると
ブーンとノイズが乗るように。前回交換しなかったコンデンサの劣化やはんだ
割れとか考えられる状況。5年前基板や樹脂部品がかなり劣化してました。
 そこでこれから始まるワイドFM対応やネットワークオーディオへの対応を考え
新調することにしました。

 機種選定ですが、普通のミニコンポみましたが、各社共入出力端子が少なく、
本体だけで完結していて、ライン出力とか無い製品が多いのです。
 まあカセットもMDも消えて固体メモリに記録するのが普通になったので、
アナログ入出力は無くても良いだろうということなんでしょう。

 プリメインアンプにラジオと各種デジタル入力サポートを内臓した、ネットワーク
レシーバなる機器があるのがわかりました。ミニコンポと単品コンポの間位の
製品でしょうか。これはプリメインアンプを兼ねているので、入力出力も豊富です。

 似たような製品がオンキョーとYAMAHAから出ていて、YAMAHAが後発。
いろいろ比べた結果YAMAHAのR-N602を購入しました。

Img_0693

 
 スピーカーはONKYOの D-112EXT まだ音が馴染んでなくてやや硬い音がし
ます。しばらく馴染ませる必要がありそう。ミニコンポのアンプだとスピーカも付属
なので電気的に低音を増強しそうですが、単品はそういう機能はないのでちょっと
低音が不足かなあという気がします。
 しばらくつかってたら、慣れてきてこれもアリかなあと思えてきました。

 よく聞くラジオ部の性能は、AMはIF帯域が狭めで高音はばっさり切られてます。
ただ、中低音を調整してあまり篭った感が気にならないようにしているよう。
AMもIFを広げるとかなり良い音がするのですが、デジタルノイズが溢れてる
今は広げるとノイズを拾いやすいのでしかたないのでしょうかね。前のR-SA7は
AMステレオ対応でAMラジオの音質も拘っていただけに残念感がありました。

 ただ今週から民放AM局はFMにも出ているので、そっちを聴けばいいのです。
ただ付属のFMアンテナは単なるワイヤーでとてもアンテナと呼べる代物ではなかっ
たので別にアンテナを準備することにしました。
 外に出せればいいのですが、賃貸アパートでは困難でまた送信所の方向
を考えるとベランダよりも隣の部屋の窓際がよさそうなので、そこにFM用のアンテ
ナを室内設置することにしました。

 アンテナは自作も可能ですが、日本アンテナから八木アンテナのラジエータ部だけ
をFMアンテナとして販売しているのでそれを購入しました。価格も安いです。
AF-1-SP という製品です。間につかってなかったブースタをかませてレシーバーの
アンテナ端子に接続しました。

 結果はかなりいいです。送信所の近いNHK千葉とBayFMはもともと適当なので
も入りますが、スカイツリー送信のワイドFM各局とNHK東京とJ-waveはほぼノイズ
がなくなりました。マルチパスひずみも少ないです。東京タワー送信のTFMと
InterFMはそれより少し悪い感じ。まもなく開局のTFMの檜原中継局はややノイ
ジーですがステレオで入ります。

 茨城放送もギリギリステレオで入りモノラルならノイズレスで聞けます。
周辺県のFMは実用範囲で聴けます。

 これでAM波で聴くことはかなり少なくなりそうです。NHK第一くらいしか
ないので。

 音楽ファイルの再生方法は多彩でいいです。USBでもNASでも
スマホやウォークマンから直接飛ばして再生も可能。ラジコも本体で
受信して再生可能です。(ただしSBRに対応してないので篭り気味)
結構満足な一品でした。

パイオニア製 BD/DVDドライブのトレー不具合の修理

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 うちにはパイオニアの内蔵型DVDドライブ1台とBDドライブ2台あるの
ですが、しばらく前から、全てトレーが開かない状況になってしまってまし
た。一番最近買ったものでも3年くらいは使ってるので、経年劣化とも言え
るのですが、症状が同じなので、パイオニアドライブ特有の問題なのかと
も思えます。
 状態はイジェクトボタン押すとモータが動いてガチッと音はするのですが
何かに引っかかってトレーが出てこないというものです。モータが動こうと
してるタイミングで、トレーを小突いたり、爪で引っ掛けて引っ張ると、普通に
出てきます。いったん動くとしばらくは、出てくるのですが、少し放置すると
同じ状況になります。
 状況からゴムベルトの劣化か機構部のグリス枯れじゃないかと思われた
ので、分解して修理してみることにしました。

BDR-208XJB
Img_0855dddd

 ちなみに、三台ありましたが、購入時期や機種は違えどローディングの機構は
同じでした。不具合も同じになるのも納得。

 分解は、まず下面のねじを全部はずします。昔の機種だとエッジにテープが
貼ってあるのでまずはがす必要があります。
 写真の機種のころにはテープはなくなってました。
 これで裏蓋が外れます。基板に放熱用のシリコンラバーが乗ってますが、
外れた場合は必ずもとの位置に戻します。

Img_0856s

 基板はこの状態でははまってるだけで固定されてません。コストダウ
ンのためでしょうね。
裏側では何もすることがないので、上面のケースも外します。
 この状態では外しにくいですが、先にフロントパネルを
はずすと簡単にはずれます。

Img_0858s

 上面の樹脂部品は爪で固定されてるだけなので、内側に押すよう
な感じにすると簡単に外せます。これを外すとトレーが全部引き出せ
ます。

Img_0860s

すると、トレー駆動用のモータが見えます。
 ゴムベルトは見た目問題なさそうです。駆動音でもゴムが滑ってる
感じはないので、各部のグリスアップを行います。
ギアやプーリーの軸やプラスチックが擦れあう部分に塗ります。
 もともと塗ってあったグリスが見えますが、なんか少ないです。
この機種はまだましで、もっと古い製品は殆ど塗られてません。

 ここで塗るグリスはプラスチックに対応したものを使います。
その辺で売ってる金属専用のはプラスチック部品を侵します。
 私はどこかの修理サイトで電気製品のグリスアップで使っていた
super lubeという汎用グリス(金属やプラスチックに対応)を使って
います。
 裏側にも擦れあってる部分があるのでそこにも塗ります。
 プーリーとゴムベルトには付けないように気をつけましょう。滑って
しまいます。

Img_0861s


 綿棒とか使って塗りました。トレーを差し込むと空回しができるので
何回か動かしてなじませました。

Img_0864s

 最後に分解したときと逆手順で組み立てます。特に問題は出ないと
思いますが、最初に書いたように基板上の放熱用ラバーは触ると落ち
るので外れた場合はもとににもどしたあと裏蓋をしめます。
外れたままだと放熱が不十分で不具合が出るかもしれません。

 組み立て後動作させると、無事トレーは出てくるようになりました。
3台同様の修理を行いましたが、1週間経ちましたが問題なく動作し
ています。
 たぶん直ったのではないかと思います。

J:COMに加入してみた

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 うちのアパートが改修工事で、外壁補修のため足場が組まれているため
ベランダアンテナでは足場のせいで現在BSがまともにうつらなくなってます。
スカパープレミアムは衛星位置の関係で一応映ってますが、だいぶ弱くなって
いて、雨で落ちやすいです。そんなわけで、CATVを入れることにしました。
 地区のCATVは、現在はJCNから変わってJ:COMになっています。

 最初2月1日に入れる予定でしたが、建物のCATVのブースタが壊れて
いることが判明、修理待ちで結局入ったのは13日でした。
おかげで、スカパーを2月でいったん止める予定にしていたのですが、
結局続けることに...。まあ結果として比較できてよかったのですが。

 取り付けられたSTBは、HDD内蔵型の韓国HUMAX製のWA-8500です。
ネットで見ると、結構散々な評価です。それで覚悟して使い始めたのですが、
確かに動作は遅いし、付属のリモコンは使いにくいし、パナソニック製のスカ
パーSTBと比較すると、大分残念な機械でした。
 ただ基本機能は十分だし、パナBDレコへのLAN録画も特に問題ないし、
こういうものだと思えば我慢できるものと思います。

 ところが、昨日予約したHDD録画を確認したら頭の数秒だけ録画され
以降録画できない状態になってました。録画すると録画状態になるのです
が、録画時間がカウントされず、実際録画停止しても後にはなにも残って
いないのです。エラーも出ません。録画済みのものは普通に再生できます。
 LAN録画や外付けHDD録画は問題ありませんでした。リセットしても電源
抜いても効果はありませんでした。
 結局サポートに連絡したら本日機器交換対応になりました。

 交換するとHDD録画もなくなるので、コピーしたり消したりしたのですが、
なぜか全部消したら録画できるように復活してました。しかしまた再発する
かもしれないので交換しましたが。

 交換して気づいたのですが、交換前の製品はずっとHDDが回りっぱなし
で振動が酷かったのですが、交換品は多少マシな気がします。

 使って1ヶ月でぶっ壊れるなんて、いままで経験なかったです。J:COMも
もう少しマトモなSTB用意したほうがいいのではと思いました。

○画質など
 室はHDチャンネルは、MPEG4で配信してるんだろうと勝手に想像していまし
たが実際はMPEG2でした。どのチャンネルも同じで、映像12.5MbpsCBR
音声はAAC192kbpsでした。画素数は1440x1080で地デジと同じくらい。
 ただ実際視聴すると、動きの部分で地デジよりもモスキートノイズが大目だ
と思います。エンコーダの特性なのかわかりません。J:COMも前はもう少し
レートが高かったようですが、HDチャンネル数が増えたのと引き換えに必要
最小限まで絞られてしまったようです。
 一方、スカパープレミアムはビットレートは平均8Mbpsくらいですが、MPEG4
で適応多重によるVBRで送られてきます。このためビットレートこそ低いですが
モスキートノイズはかなり目立ちにくくなってます。

 CATVにして画質が同等かそれ以上に期待していたのですが、結構画質的に
不満が残る結果で残念です。、最終的にスカパーに戻そうかと思ってます。
保存のファイルサイズも小さくできるし。
#契約上1年は加入しないといけないが、ベランダアンテナが再び使用可能に
なったら、かなり安いプランに変えようかなと思います。

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